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「国際競走」||株式-master.com [05/25update]

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国際競走(こくさいきょうそう)とは開催している主催者に所属している競走馬のほか、外国に厩舎を置く調教師に管理された競走馬(以下、外国馬と呼ぶ)も出走できる競走である。ただし、外国馬については最大出走可能頭数が全ての競走馬の最大出走可能頭数とは別に定められていることが多い。
アメリカやヨーロッパでは多くの競走で外国馬にも門戸を開いているが、日本では外国馬に門戸を開いている競走はかなり限られている。

◆ シリーズ戦
近年は国際競走が世界各地で多くなってきており、その賞金額も年々増加傾向にある。そこで強い競走馬を出走させたくなるような魅力的な競走を提供すべく取り入れられたのが複数の競走からなるシリーズ戦の導入である。シリーズ内の競走に複数勝利した場合やシリーズによって定められているポイントによる上位馬にボーナス賞金を出すことによって、シリーズへの参加を促している。2008年現在、日本の競走が組み込まれているシリーズ戦は以下の3つである。
ワールドレーシング・チャンピオンシップ(2006年以降休止)
グローバル・スプリント・チャレンジ
アジアマイルチャレンジ
ジャパン・オータムインターナショナル
国際競走とは異なるが、中央競馬の夏季開催を盛り上げる為に2006年からサマーシリーズ(サマースプリントシリーズ・サマー2000シリーズ・サマージョッキーズシリーズ(2007年開始))が行われる。

◆ 日本における国際競走
2008年現在、日本では中央競馬のみで111競走が国際競走として指定されている。
しかしジャパンカップなど一部の競走を除いて海外からの選出馬が発表されたものの、その後選出馬の関係者(馬主、調教師ら)が出走辞退を発表して結果的に日本調教馬のみで競走が行われる事例が多数ある。これは日本のGIシーズンが海外の競馬においてもGI競走が比較的多く行われ、そこに照準を合わせて調教を行う馬が多いことや海外から出走する場合に行われる検疫検査を行うための厩舎などの施設が充分整えられていない(現在は千葉県白井市競馬学校兵庫県三木市三木ホースランドパークなど)ことなども挙げられる。
さらに言えば、世界的にも国際競走とはいうものの自国もしくは近隣国の調教馬しか出走しない競走が大半である。
また、国際競走として外国馬には門戸を開く一方で地方競馬所属馬に一切門戸を開いていない競走も数多く存在している問題も挙げられる。
なお2008年現在、地方競馬では国際競走は行われていない。

◇ 歴史
1981年ジャパンカップが創設されて以後、国際競走を盛んに行うようになり過去10回の実績を踏まえて1992年にジャパンカップが国際GI競走に指定された。2004年の時点では国際指定競走は24競走(平地22、障害2)が対象となっており、そのうちジャパンカップのほか安田記念宝塚記念マイルチャンピオンシップの4競走が国際GI競走に、京王杯スプリングカップ毎日王冠阪神大賞典なども国際グレードに指定された(参照)。また近年は有力外国馬に国際指定競走に出走してもらうよう促進するため、一定のレーティング基準を満たした外国馬が出走する場合の輸送費とその馬の関係者の宿泊費などの諸費を全額日本中央競馬会(JRA)が負担する制度も設けられている。
中央競馬では2005年から2009年の「新5カ年計画」で2007年までに国際指定競走を従前の24から111前後に増やしており2005年については春秋の天皇賞について各5頭までの外国馬に門戸を開放することやGI以外の重賞23、オープン特別13の36競走(全て平地競走)を国際競走に指定し国際競走指定競走は60(平地58、障害2)と大幅に拡大された。また2007年からは有馬記念も国際指定競走となる(但し東京優駿などを含む2〜3歳限定競走については生産者保護の観点から2007年は対象から外れた。2009年からは3歳限定競走、2010年からは2歳限定競走に対しても徐々に対象を拡大していく予定となっている)。
これはSITA(国際サラブレッド競売人協会)の国際格付け(世界各地の競馬先進国をパート1,2,3と分類している)において従来日本がパート2に格付けされていたことから、それをパート1に昇格できるようにするための準備の一環とされている。
2007年の競馬番組でこの5ヵ年計画の中途目標が達成される見込みとなったためIRPAC(国際格付番組企画諮問委員会)に申請を行い2006年11月にSITAで承認、日本のパート1国への昇格が決まった。これに従い2007年から以下に示す競走が国際競走の指定をうけることとなる。しかしSITAでは、同時に「外国人馬主に関する制度の改善が行われない限り、これ以上国際グレードに指定される競走を増やすことはない」との警告も行っている[外部リンク]http://opinions.bloodhorse.com/viewstory.asp?id=36466

◆ 日本中央競馬会主催の国際競走
国際グレードは2007年から。国際グレードで格上げ、格下げされた競走は2006年以前は無い。
例えば安田記念は1993年から国際競走だが、国際GIに指定されたのは2004年以降である(その間は「国際グレードなし」となる)。キャピタルステークスも2002年のみ、国際競走ではなかった。有馬記念は2006年まで国際競走では無かったが、2000年から同年のジャパンカップ優勝外国馬に限り出走可能だった。
JRAグレードで格上げ、格下げされた競走は以下。
ジャパンカップ(1984年にグレード制導入に伴いJRAGI)
富士ステークス(1997年までオープン特別、1998年からJRAGIII)
セントウルステークス(2005年はJRAGIII)
CBC賞(2005年までJRAGII)
鳴尾記念(1997年から1999年までJRAGII)

◇ 国際GI