ビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation、B&MGF)は、
マイクロソフト会長の
ビル・ゲイツと妻
メリンダによって
2000年創設された世界最大の慈善基金団体である。
2006年には
ウォーレン・バフェットの300億ドルにのぼる寄附により規模が倍増した。世界における病気・貧困への挑戦を主な目的としているが、特にアメリカ国内においては教育やIT技術に接する機会を提供する活動を行っている。
ワシントン州シアトルに本部を置き、ビル・ゲイツ、メリンダ・ゲイツ、(ビルの父)の3人の理事により運営されている。また、マイクロソフトの元幹部がCEOを務める。
1996年、ビル・ゲイツが創設したGates Library Foundationが前身である。その後財団はGates Learning Foundationと名前を変え、ビルの父親、ウィリアム・ゲイツ・シニアが創設したWilliam H. Gates Foundationと合併して誕生した。2000年には1.26億ドルの規模だった財団の規模はそれから2年のうちに20億ドルに達した。
2006年6月25日、世界一の投資家と呼ばれ、ゲイツに次いで世界第3位の富豪であった
ウォーレン・バフェットは、彼の持つ個人資産のうち85%を複数の慈善財団に寄附し、その85%中83%をB&MGFに充てると発表した。この寄附は現金ではなく彼自身が率いる米投資会社
バークシャー・ハサウェイのB種株式およそ1000万株によって行われ、その額は307億ドル(同年6月23日時点での評価額)にのぼる。言うまでもなくこれは史上最大の寄附であり、B&MGFの規模は一挙に倍増した。
なお、この寄附は一度に行われるものではなく、株式の5%ずつが毎年支払われる。また、ゲイツ夫妻が生存しており、財団で活動していること、寄附された額と同額が毎年助成に使われることが条件となっている。