シムシティ wikipedia|無料辞書
◆ 発売された機種
◇ PC版
後のシリーズと異なり、住宅・商業・工業地区には低密度・高密度などの区別がなく、サイズは3×3マスの固定である。インフラは電力関連に限られ、教育・医療・水道・ゴミなどの概念は登場しない。一応教会(スーパーファミコン版では学校)と病院は登場するが、この作品では都市に何の効果も与えない。
この作品における
鉄道は、建設費と維持費、公害の影響以外、
道路とほぼ同様の効果を持っている。そのため、大規模な都市をめざすために
交通渋滞や
公害の対策として、しばしば道路を鉄道に置き換えていくプレイ方法が用いられる(特に、最初から道路を一切敷かず鉄道のみで開発する
ロードレスと呼ばれるプレイ方法もある)。
シムシティ2000以降は、
駅の導入などで道路とのより一層の差別化が図られている。
何の建造物の無い土地に一から自分の好きなように都市づくりを行うモードのほか、災害や問題の起きた都市を期限内に復興させる8つの「シナリオ」が用意されている。この中で特にDullsvilleは高難易度であり(マニュアルにはなぜか「やさしい」と書かれている)、「シムシティ ハンドブック」(株式会社BNN)にも「自分を含め、知人は誰もクリアできなかった」と書かれている。内部のシステムを理解していないとクリアは難しい(バグではない)。また、Tokyoに怪獣が襲来というシナリオでは、その外見から、この怪獣はユーザーから専ら「
ゴジラ」と呼ばれた。
地形を自由に変更できるテレインエディタも発売された(PC-98,X68K版)。また、このテレインエディタを駆使して、最高の人口を競うハイスコア競争も行われた(マイコンBASICマガジン1991年11月号電波新聞社刊)。優勝者の人口は175万1140人であった。テレインエディタを使用しなくても100万人を出すことは可能であるが、住宅地を設置して土地を削るなど、裏技に近いテクニックが必要である。
人口が100万人を超えたあたりから、町の不満がほとんどなくなり支持率が90%を超えるほどになるバグがある。
登場する建物
シナリオ
; Dullsville 1900 Boredom
: 活力を失った寂れた町を30年以内に10万人都市にする。このシナリオのみ資金が他のシナリオの4分の1の$5,000しか無い。なお、dullsvilleとは「退屈」を意味する
スラングであり、実在する地名ではない。接尾辞ville(村)が諧謔的につけられているこの言葉から連想されたジョークである。
: 普通のプレイではクリアは無理である。最初に、町中に引かれた道路網を、必要最低限まで削り取る必要がある。(毎年、整備に予算がかかるため)
;
Tokyo 1957 Monster Attack
: 突如襲来した巨大怪獣による被害(建造物を踏み潰す)から5年以内に復興させる。「
ウルトラ警備隊を呼べ」というメッセージが(『ウルトラ警備隊』の部分だけ日本語で)出るというジョークがある(TOWNS版は、怪獣襲来災害の発生時、○による伏せ字混じりで実際にそのようなメッセージが出る)。ちなみに、舞台設定年の
1957年は映画『
ゴジラ』の海外版『
怪獣王ゴジラ』が公開された年である(日本版の公開は
1954年)。中心部には
皇居と思われる堀と緑地に囲まれた一軒家がある。
: 10年以内に交通渋滞を解消させる。予算の設定を変えるだけでクリアが可能。
: 10年以内に悪化した治安を回復させる。
;
Boston 2010 Nuclear Meltdown
: 5年以内に
メルトダウンによる放射能汚染から復興させる。放射能汚染は5年では消えないので、汚染されていない地区での活動がメインになる。余談だが、アメリカ有数の文化都市であるボストンに原発が作られる事はまずありえない。東京と同じく荒唐無稽なジョークである。
PC-98版は各機種ごとの人口などの詳細が把握できるルーペ機能(スタジアムを見ると(いつも同じ対戦で同じスコアだが)試合のスコアが表示されたりする)、TOWNS版はゲーム内時間が経過することで建物が近代化する(道路が未舗装→舗装→空中ハイウェイと変わる、鉄道にリニアモーターカーが走る)などの機種ごとにオリジナルの要素がある。
・ SimCity (Mac、MS-DOS、Amiga、FM TOWNS、PC-98、SFC)
◇ スーパーファミコン版